高校入試前は、当然にやっている過去問演習。
これを定期テスト前にやっている生徒さんも少なくない。学習塾に通ってると、学習塾サイドが問題を用意してくれたりする。
前年の問題を、翌年のために生徒さんから収集して。
そんな試験前に多くの生徒さんがやる、過去問演習のメリットは大きい。
でも、デメリットも劣らず大きいというのが、今日のお話。
西宮市の地で学習塾の立場から、新型コロナウィルスの感染拡大防止が叫ばれる非常時に、平常時へ戻ったときに必要になる備えを真剣に考える塾長のブログ。
これを定期テスト前にやっている生徒さんも少なくない。学習塾に通ってると、学習塾サイドが問題を用意してくれたりする。
前年の問題を、翌年のために生徒さんから収集して。
そんな試験前に多くの生徒さんがやる、過去問演習のメリットは大きい。
でも、デメリットも劣らず大きいというのが、今日のお話。
過去の数値を挙げると、
令和2年・・・55.1点
平成31年・・・43.4点
30年・・・36.1点
29年・・・50.8点
28年・・・40.9点
27年・・・42.6点
たまに50点台があるものの、40点台が多い。
そうなんです。
兵庫の理科は、全国屈指の難易度を誇ってるんです。
学校や塾で先生に「字が汚くて読み取れない」と言われたことのある生徒。
「字が汚くてテストで減点された」と嘆いている生徒。
そんな字のことで問題を抱えてるって生徒は、以外と多い。
社会が苦手な中学生は意外に多い。
ただ、高校入試で社会の平均点は例年高いのも事実。
そこで点数がとれないのは致命傷。
定期テストはじめ、テスト返却時によく聞く生徒たちの会話。
「凡ミスが痛かったなぁ」とか、「ケアレスミスしちゃった」とか。
人間誰しもミスはするもの。
とは言え、この手のミスは、なかなか直らない厄介モノ!
そこで今日は、なかなか直らないモノをなんとか治そう、というお話です。
先週から今週にかけて書店の棚には、今年度の過去問が並び始めている。
私の住まい近くの商業施設内にあるジュンク堂西宮店には、主だった出版社のものだけでも、3種類の過去問が並んでいる。
過去問である以上、問題の中身に違いは当然ない。
では、何を基準に選ぶか。
中学2年生、学校にも慣れた。
部活では、晴れて後輩が出来た。
しかも受験生ではない。
よく言えば余裕、悪く言えば中だるみが生まれる学年。
今回のコロナウィルスに関連する3ヶ月に及ぶ休校。
緊急事態宣言下、自粛生活をはじめとする環境変化。
「自分たちが3年生じゃなくて、良かった」なんて思っている中2生は少なくないかも。
でも、チョット待って!
待ちに待った???新生活。今年は新1年生にとって、前代未聞の大変なスタートになりましたね。
それでも、ようやく始まった中学生としての生活。
とは言え、まだまだ馴染めていない生徒は多いのかも。
そんな生徒にも、アッという間にやってくるのが定期テスト。
1年生にとって、人生初めての定期テスト。
3ヶ月近い休校期間後の
学校再開後、遅れを取り戻すためのスピードアップに学校はどこもやっきかと思いきや、そうでないケースも有るよう。
自分の中学校時代も、今の生徒の中学校でも授業は後ろに倒れることが多い。
社会科の「公民」なんかは、その典型。
おまけに今年は、3ヶ月近い休校期間があった。
まともなやり方では到底、間に合わない。