楽なやり方でやろうとする癖
先日、見ている筋トレ動画の中でトレーナーが「人は自分にとって楽なやり方でやろうとする癖がある」というのを聞いて、思わずドッキリです。
勢いや反動を利用したやり方は単に自己満足。
本来、鍛えたい部位以外の他の筋肉も使ってしまうことで結果、効果が薄くなるそう。
自粛期間中、いつもはしていなかった筋トレを始めたものの、言われてみれば反動のつけまくり。
自分にとって楽なやり方をしてしまう典型パターンにはまっていること気づいてチョッピリ苦笑いです。
「楽なやり方でやろうとする癖」は無意識に誰もがやりがちな癖とのこと。
それは生徒たちが何かを暗記しようとするときにもよく見られる現象です。
暗記が苦手という生徒に共通して見られる現象。
それは作業から入りがちという癖。
例えば表に問題、裏に答という暗記カードをせっせと作る。
赤いシートで隠しながら覚えるために色ペンで暗記ノートをせっせと作る。
「俺ってガンバッテル!」、「私ってマジで勉強してる!」その「俺」や「私」の気持ちは可愛い。
でも成績には結びつかないかも。
その暗記のための作業時間が勉強時間のつもりになっていれば。
たいていの生徒は勉強嫌い。
いくらテスト前、であっても長い時間の勉強はしたくない。
そこで人類共通の癖。
「人は自分にとって楽なやり方でやろうとする癖」が顔を出す。
そこでやるのが、勉強時間を作業時間でうめる!
これで自分も納得、机に向かっている我が子を見守る親も納得。
試験の結果を見るまでは。
そこで提案。
長時間の勉強は無理な「俺」や「私」は、暗記にかける時間は10分程度の短時間と決める。
そのかわり1日に何回かやる。
短時間であっても、脳は何度も目にしたものは、重要なことと勝手にみなして記憶してくれます。
これは私が勝手に言ってるのではありません。
「脳科学」の世界では周知の事実です。
今までの長い作業時間を、短くても中身のある勉強時間に変える。
「暗記は短時間で何度も反復する!」
僕も「筋トレ動画」のトレーナーのおかげでこのところ筋トレ効果を実感してます。
暗記が苦手な「俺」や「私」も「短時間で何度も」を実行して、暗記得意な「俺」や「私」になってくれれば、とても嬉しいです。