前回の(算数編)に続き、今日は(国語編)です。
漢字が読めないとドウナル
このところ国語の授業をしていて、とても気になるのが、漢字が読めない子が増えてきているということ。
読めるけど書けないならともかく、読むのも書くのもダメとなると、ちょっと深刻です。
漢字が読めない、意味がわからない。
だから文章が読めない、読解出来ない。
これって、何気に大ピンチです。
だってそれは国語だけに止まらず、参考書が読めないから学習の参考にならない。
問題の解答解説の文章につまずいているから、解説を頼りに理解するってことが出来ない。
数学の文章題が読めないから答を出すどころじゃない。
そうなると学習そのものが、さっぱり前に進まない。
まさにお手上げ状態です。
それではどうするか。
まずは、その学年で習った漢字や熟語を確実におぼえる。
文章の読み方など細かい知識は後になってからでも、間に合います。
そこは「算数編」でもお話した計算と同じ。
漢字も、たかが漢字とあなどっては、後でヒドイ目にあうことは避けられない。
漢字を読める、書ける、意味がワカル。
これは、スポーツで言えば基礎体力。
これがないと、どの競技をやっても、モノにならないのは、ハッキリしています。
今後のすべての教科の学習に影響する漢字。
漢字にちょっとでも不安のある生徒は、すぐに初めてください。
そして継続してください。
継続してチョッピリ漢字に自信が付くころには、他の教科にも光がさしはじめていると思いますから。