間違え方の仕分けが大事
数学に限らず、勉強が苦手な生徒の特徴の一つ。
それは「問題の解きっぱなし!」。
問題を解いて、答え合わせをして、合っていれば“ヨッシャー!”。
間違ってれば解答解説を見て、分かればヨシ、分からなければ、無かったことにして次へGO!
間違いを減らすためには、ドウスル!ってなことは、まるで考えない。
そういう生徒は、とっても可愛い!
いかにも子供らしくて。
でも塾の講師としては、そんな呑気なこと言ってられない。
まして、その生徒の親御さんなら、なおさらのことだと思います。
そこで、そんな可愛い性格の生徒にぜひ、やって欲しいことをひとつアドバイス。
それは、色々とある間違え方を一問、一問、仕分けることです。
その間違いが、見間違いなのか、書き間違いなのか、計算間違いなのか。
さらに見間違った原因が、自分の字が汚かったからなのか、計算間違いか、途中式を横着して書かなかったことが、その原因なのか。
原因が違っていれば、まして分からなければ、それを治す方法も変わってもくるし、治しようもなくなるってこと。
その結果が、「無かったことにして次へGO!」では悲しい。
そこで、まず、やることが仕分け。
間違った原因を考えながら、やってください。
それから次に、原因に統一性があるどうかのチェック。
統一性があればよし、無ければ一つ、一つと修正していくしかありません。
そうこうすることで、今、自分に足りていないことが何なのかがはっきりしてくることで、その対処に無駄が減らせます。
いつまでも「無かったことにして次へGO!」なんて言ってられない生徒さん。
ぜひ一度、試してください。
そして、安心の成績をお母さん、お父さんに届けてあげてください。