中2生に余裕はあるか?
中学2年生、学校にも慣れた。
部活では、晴れて後輩が出来た。
しかも受験生ではない。
よく言えば余裕、悪く言えば中だるみが生まれる学年。
今回のコロナウィルスに関連する3ヶ月に及ぶ休校。
緊急事態宣言下、自粛生活をはじめとする環境変化。
「自分たちが3年生じゃなくて、良かった」なんて思っている中2生は少なくないかも。
でも、チョット待って!
その思い、甘いかも。
というのが、今回の話。
以前のブログ記事にも書かせてもらったように、学校の授業は後ろに倒れることが多い。
例年でも多いのだから、今年のような長期の休校期間があった以上、なおさらのこと。
それでも3年生であれば、担当の先生方も必死にならざるをえない。
いろいろと手段を講じながら、残りの期間でなんとかカリキュラムを消化するべく、がんばってくれると思う。
その点、2年生の場合はどうか。
生徒も先生も、3年生ほどの危機感はチョット芽生えにくいかも。
切羽詰まった学年でないだけに、その甘さがあると将来、大きく自分の足を引っ張る可能性が高い!。
それから、2年生が頭に置いておくべきことを、もう1点。
来年、3年生になったとき、高校受験に備えるなかで、今年の受験関係の資料が、参考にしづらい可能性があること。
定期テスト前、昨年の出題を参考に対策しようにも、今年の非常事態の中での出題は、範囲のズレがあったりする。
また、高校受験問題にしてもそう。
3ヶ月の休校期間があったことを配慮して、出題範囲の削減、作問上の難易度等、過去問として利用しづらいものになるかも。
来年向き合うことになる高校入試は競争試験
そこで「ピンチはチャンス!」。
休校明けの「学校授業の積み残し」可能性。
高校受験の内申点を決める定期テストと本試験を対策するさいの過去問の使いづらさ。
そういったことを多くの2年生が思いもしていないなか、自分がしっかり意識していれば。
これは3年生になったとき、はじめから他の受験生を大きくリードすることになる。
いいですか! タイトルにある言葉をもう一度言いますよ。
「1年もあるではなく1年しかないと考える」
人がなかなか気づけないことに、いち早く気づく。
そして行動する。
そうすれば君も「受験の達人!」