小学生の間につけておきたい力(社会編)

小学生のあいだにつけておきたい力(算数編)

高校受験で泣かないために

社会が苦手な中学生は意外に多い。

ただ、高校入試で社会の平均点は例年高いのも事実。

そこで点数がとれないのは致命傷。

そのことを通っている学習塾の先生に指摘された生徒さん。

あわてて「ガンバロー!」と思うも、あまりにも基礎力不足。

何をどうすれば良いのか、サッパリ解らない。

なんてことは、よくある話です。

将来、そんなことにならないために、小学生のうちにやっておいてほしいことが二点。

一つ目は、都道府県を確実に覚えること。

二つ目は、有名な国(誰でも一度は聞いたことがあるような)とその位置を把握しておくこと。

この二つだけでもしっかりやれていれば、中学生になった時に違ってきます。

社会のことで学習塾の先生にオドカされて、「何とかしなきゃー」となったときに「何とかなる」可能性をかろうじて残せるんです。

逆に、この二つの知識すら大きく不足したりすると、中学校での社会の勉強は、とても厳しいものになるんです。

なぜ厳しいものになるのか

歴史にしても、地理でも、学んでいるのは国や地域の現在や過去のこと。

例えば歴史で、「源頼朝が鎌倉に幕府を開いた」と聞いても「鎌倉ってどこ?」って感じ。

また地理の授業で、「東北地方の冬はとても気温が低くて・・・」、「特産品に○○があって」「住居にはこんな特徴があって」と聞いても東北が日本のどこにあるのか解らない。

東北には何県があるのか知らない。

これでは、いくら先生がわかりやすく、熱心に説明してくれてもピントこないまま。

解ることも、覚える気になることもないでしょう。

でも学校は、小学校でやるべきことをやってこなかった生徒に授業を合わせる余裕はありません。

そこで個別塾なら、その子の学力に合わせてくれるんじゃないかと、通わせる。

でも、おそらく成果はあがらない。

「合わせてくれるんじゃ」という甘さがあるから。

最低限の「覚えるべきことをまず覚える」

この努力をまず、することが必要です。

現在、子供さんが小学生なら幸いです。

国や都道府県のことは、今のうちにしっかり覚えさせてください。

中学生になっていたら、しょうがない。

遅まきながら、しゃにむに覚えにかかってください。

決して「甘い考え」は持たずに!

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