高校入試 出題範囲パート③です。
兵庫の出題範囲発表
7月8日に兵庫県教育委員会から、来春に行う公立高校一般入試について、日程や出題範囲は、例年通りで変更しないと発表がありました。
一方で、一般入試より先に行う(2月16日・一部は17日)推薦入試、特色選抜入試は以下のように出題範囲の削減が行われる。
教 科 出題範囲から除く内容
国 語 3年で学習する書写に関する事項
数 学 「資料の活用(標本調査)」
社 会 公民的分野:「私たちと国際社会の
諸課題」
理 科 第1分野:「科学技術と人間」 第2
分野:「自然と人間」
英 語 兵庫県版中学生のための英単語集
「はば単」に示された単語のうち、頻度0
及び1の単語(収録している単語約 1,700
語のうち 365 語)
今後の問題点は?
これで一般入試に関しては、以前のブログに書いた過去問の使いづらさ等の対策しにくさは心配なくなりました。
この後の問題は、例年通りとなった出題範囲の学習が正常に終わるのかということ。
4・5月の休校期間中で、だいたい200時間くらいの授業時間が失われています。
これを夏休み、冬休みの日数を削減することで、すべてカバー出来るとは考えられない。
例え、休日の土曜日に補習授業をするとしても、やはり難しい。
そうなると教科担当の先生は、「授業のスピードを上げる」ため、「プリント配布に簡単な補足説明」程度で切り上げることが多くなっても不思議じゃない。
それでも教科書内容全体を単元別に分析して、難易度別に時間をかけて授業するところ、少し手を抜いてでも授業スピード重視で行くところ。
しっかりメリハリをつけて、配布するプリントも充分に時間をかけた、質の良いものにして欲しいのが生徒さん、その保護者さんの願い。
でも、普段の年なら当たり前のそんな希望も、今年に限っては無理な願い。現在、先生方はホント大変なんです。
ならば自衛策を考えるしかない。
まずは、先生に尋ねる。
入試までに試験範囲が本当に終わりますかと。
ここで、終わると答えられる先生は、ほとんどいないと思うけれど、それでもあえて聞くことで先生の本音を知ることが大事。
そして終わらないことがハッキリしたら、どうするか。
まず、考えることは学習塾の活用です。
もし、いま塾に通っていないなら塾を探す。
通っている塾が補習塾なら、これも塾を探す。
学校より進度が速くないと意味ないのですから。
ただ、近くに良い塾がない、通いたくても金銭的に難しいといったときは、オンライン講座も選択肢です。
オンライン講座なら距離の問題はないし、比較的安価でしょうから。
受験は時間との勝負です。準備は早ければ早いほど有利なのは間違いない。
冷静に状況を観察しながら、絶えず最悪の事態を想定して、自衛策を考えてください。
これまで何度か、このブログでお話した通りです。
今年の変則的な状況は大きなチャンス!
作戦勝ちで合格をゲットしましょう!!!