”捨てる”とは前向きな言葉
テスト前、子供たちの会話からよく聞こえてくる「今回はこの教科“捨てよかな”」あるいは「この単元“捨てよかな”」という言葉。
子供たちはわりあい簡単にこの“捨てる”という言葉を口にします。
ところがです!
仮にこちら側からこの部分は今回“捨てよか”と聞いてみると、不思議なくらい皆一様に、少し不安そうな顔をします。
やはりどの子も“捨てた”範囲から出題されたらどうしょうと瞬間的に思うのか、日頃から大してヤル気の見えない子でさえ、こう言われると一瞬、動きが止まります。