英語の長文を読んでいるとき。
国語の現代文を読んでいるとき。
日本史の暗記をしているとき。
どんな教科の勉強をしているときでも、意味がよく分からない単語や語句が一定数、出てくると思います。
そんなとき、たいていの場合は“意味をその場で調べなさい”と指導されることが多いようです。
たしかに、自分で辞書や参考書を使って調べるという作業も大切です。
何でもかでもすぐに人に聞く癖をつけるのは良くないというのも分かります。
ですが、仮に意味の分からない単語や語句が20も30もあるなんて場合はどうでしょう。
その場合、意味調べだけで気づけば1時間以上も経っていたなんてことにもなりかねません。
そうなると出てくるのが、「意味調べ=勉強」という“良くない”状態です。
本人は頑張っているつもり。
けれど意味調べが勉強時間にカウントされている間は、この努力が結果に結びつくことはありません。
そこで“ならば、どうする”というのが今回のお話です。