学習塾の先生版 “結果”との向き合い方

試験で良い“結果”が出る生徒と出ない生徒

両者の違いを観察していると、結果が出る以前の段階から大きな違いがあることに気が付きます。

それは“意識面での差”。

最終的に実力を発揮して結果を出す生徒は、今、すべきことに集中して取り組めています。

逆に思うような結果が出せない生徒は、試験当日に終わった教科の“結果”を気にするばかりで、まだ残っている次の教科へ気持ちが切り替わっていないことが多い。

つまり、目の前のことに“集中出来ているかどうか”。

これが最終的な両者の差につながっているのです。

とは言っても、誰でも大なり小なり“結果”というのを意識してしまうのは確かです。

そこで、結果に振り回される人の特徴を紹介することで、少しでもそれを回避しようというのが、今回のお話です。

結果に振り回される人の特徴①

“捕らぬ狸の皮算用をしがち”

よくテスト勉強中に“今回のテストで○○点だったら、成績はどれくらいになりますか?”みたいな質問をする生徒がいます。

会話の中に、毎回のように“○○だったら”というような仮定の話が入るのが特徴です。

各教科、目標点を定めるのは良いことですが、“何点だったらどうなるか”なんていうような仮定の話をすることに意味はありません。

結果に振り回される人の特徴②

“過程の話が少ない”

結果というのは、あくまで“過程”があってこそのものです。

結果を気にしすぎる生徒ほど、”何点くらい取りたい”と口にはするものの、そのための学習計画となると、その中身はスカスカであることが多い。

目標点をとるためには、まずはしっかりした学習計画を立てられるようになることが必要です。

結果を気にするのは、その後と言うことを肝に銘じてください。

結果に振り回される人の特徴③

“同じミスを繰り返しがち”

これは、特徴②で書いた“過程”に対する意識の低さが原因。

結果を気にする割にしっかりとした学習計画を立てて取組まないから、出た“結果”に対して“反省”が出来ないのです。

後悔はするけど、反省はしない。

これでは良い結果を望むことは出来ません。

結論

テストで思うような結果が出せていないという生徒さんは、上記の3つの特徴のどれかに当てはまっていませんでしたか。

もし、当てはまっているものがあるようなら、すぐに改善に向けて取組んでください。

そういった“過程”への取り組みの一つ一つが、次の“結果”にきっとつながりますから!。

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