継続するための工夫
昨日のブログ記事(勉強嫌いの生徒がまずやるべき“教科”とは)
では“動き出すこと”と“継続すること”の大切さについてお話しました。
でも昨日の話だけでは、“動き出すこと”は出来ても、“継続”という観点から見ると、工夫としてはまだ不十分と感じています。
そこで今回、もう少し踏み込んで、物事を“継続”しょうとする時の工夫とコツについて、いくつかお話します。
継続のためのコツ①
“無理をしない”
例えば新しいノートの1ページ目だけ、やたらときれいに書かれている。
これは“あるある”ですね。
なぜ2ページ目からは続かないのか。
学習面から考えてそうしたわけではなく、単に“新しいノートだから”という張り切り方をしたからです。
このように、無理をした張り切り方は長続きしません。
物事に取りかかる時は、継続出来るやり方で進めるようにしましょう。
継続のためのコツ②
“すぐに取り組める環境を整える”
勉強のように“やりたくないこと”に取り組むときは、すぐにスタート出来る環境を整えておくことが大切です。
例えば、机周りの整理整頓。
いざ勉強を始めようと思ったとき、机の上が散らかっていたりすると、それを片づけるのに手間がかかる。
ただでさえ“メンドクサイ”勉強に、さらに片付けという“メンドクサイ”作業までプラスされる。
こんな風に“メンドクサイ”が積み重なると人は、“やっぱりやめとこ”ってことになりやすい。
思い立ったらすぐ行動に移せる環境を整えておくことは、やりたくない事をする時ほど大切です。
継続のためのコツ③
“ルーティン化する”
やりたくない事をする時は、時間で考えるのを止めましょう。
30分や1時間と時間で決めてしまうと、なかなか進まない時計の針を見つめながら、その時間をやり過ごすことばかりに意識が向いてしまいます。
そんな状態で、“今日は○時間やった”なんて言ってみても、意味がありません。
ですから、初めのうちは時間ではなく、“数”で決めていくのです。
例えば、1日にやるページ数をノルマとして決めて、それが終わればその日は終了、みたいな感じです。
そうすると、とにかくそのページ数さえ終わればいいので、“早く片付けてしまおう”という気持ちになります。
そうやって上手にハードルを下げながら、嫌いなことでもルーティン化してしまうのです。
結論
人間は飽きっぽい性格です。
“嫌いな事”や“やりたくない事”ならなおさらです。
だからこそ、物事を“継続”するための工夫は、いくつも持っていなくてはいけません。
今回、紹介させていただい工夫以外にも、常に自分なりに“考え続ける”ことを意識して、物事に取り組んでください。