自分は“運がいい”と思い続ける
“自分は運がいい”と思い込む人と、“自分は運が悪い”と思い込む人。
両者に何か“違い”は生まれるのでしょうか。
実際にどうかは分かりません。
でも、物事に対する“考え方や捉え方”には、大きく影響するというのが、私の持論です。
今回は、そんな“思い込み”が持つ力についてお話します。
“運がいい”と思う人の思考
例えば、クラス替えの結果、自分が希望していたクラスイメージとは程遠いものになった場合。
“運が悪いな”と思う人はそれまでです。
しかし、自分は“運がいい”と思い込む人の考え方は違います。
これは、“新たな交友関係を作るチャンスだ!”と考えます。
そうすると、今までなら関わることもなかったタイプの人と交わることで、自分の世界が大きく広がるなんてことも充分にあり得ます。
これは運が悪いことを嘆きながら、いつまでも離ればなれにになった元クラスメイトに会いに行っているような人には、得られない経験です。
チャンスへの“気づき”
“運がいい”と思い込む人は、チャンスに対しても敏感です。
チャンスは誰にでもやってくると言いますが、それに気づくことは決して簡単ではありません。
これは普段、自分たちの視野がとても狭いことがその理由かと思います。
では、どうすれば目の前の“チャンス”に気づけるか。
“運がいい”と思い込む人達は、起こったこと一つ一つに対して自分にとって都合の良い理由付けをします。
そして、起こったことを勝手にプラスに解釈して、“動き続ける”。
そんなことを繰り返しながら、やがてやって来るであろう“チャンス”を虎視眈々と待ち構えています。
だから、それを逃がすことがない。
つまり、“運がいい”と思い込める人は、いつ来るか分からない“チャンスを掴むための態勢”を普段から整えていると言えるのです。
どうしても自分は“運がない”と思う人は
それを前提に、初めから対策を考える癖を付けましょう。
“運”なんて言うのは、結局のところは自分の考え方次第です。
あると思えばあるし、ないと思えばない。
どうしても自分は“運がない”と思うのであれば、そのことを前提に、先手をうって対策を考えておけば良いのです。
結論
運がいいと思う人も、悪いと思う人も、肝心なのは“その先を意識して行動する”ことです。
タイトルで“思い込みが持つ力”と書きましたが、単なる“思い込み”だけでは力を持ちません。
思い込みつつ、それを踏まえてどう行動するのか。
それが意識出来れば、“思い込み”が力を持つときが、いつか必ずやって来るはず。
その瞬間に期待しながら、ぜひ頑張ってみてください!。