“ピンチはチャンス”と人は言う
“ピンチはチャンス”。
大変な状況に直面した時、こう言われることがよくあります。
でも、それを聞くたびに思っていたのが、“どういう意味だろう”ということ。
明らかに不利な状況や状態の中で、それをチャンスと考えられるのは“なぜか”。
改めてそう言われると、“確かに明確な答えは持っていない”という方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、私なりに考えた“ピンチはチャンス”と言える“理由”についてお話します。
まず大前提として
基本的に目の前の状況だけを言うのであれば、“ピンチはどこまで行ってもピンチ”です。
どこかのタイミングで勝手に“チャンス”に切り替わってくれるわけではありません。
そこで、ここで言う“チャンス”とはどういったことを指すのか。
それを考えたいと思います。
ピンチからチャンスに変わる瞬間
ピンチな状況では、普通の状態よりも多くの負荷がかかっています。
当たり前ですが、非常に苦しい状態です。
だからこそ、それを乗り越えることが出来た時、普通よりも“多くの経験値を得られる”と考えることが出来ます。
その意味で“ピンチはチャンス”と言えるわけです。
一番はピンチに陥らないこと
でも、どこまで行ってもピンチはピンチです。
ピンチ自体が“チャンス”なわけではありません。
そのため、一番はピンチに陥らないようにすること。
それを常日頃から意識することを習慣化しましょう。
それでも、もしピンチになったら
いかにしてその危機を乗り切るか。
それを真剣に考えて、行動するしかありません。
大切なのは、たとえ乗り切れなさそうでも、その場から逃げないこと。
それが出来れば、そこでの“経験”を次に活かすことが出来ます。
結論
スポーツの試合。 受験勉強。
あらゆる局面で“ピンチは訪れます”。
そんな時、口癖のように使ってしまう“ピンチはチャンス”という言葉。
けれど、その“意味”を自分なりに解釈して使っている人は少ないように思います。
だからこそ、そこがポイント。
本当の意味で“ピンチをチャンスに変える”ために、まずは言葉の意味を自分なりに考えることから始めてください。