“将来まったく役に立たない”
この言葉。
勉強嫌いの生徒達の決まり文句です。
そんな将来、役に立たないと思われがちな教科の代表格が“社会”でしょう。
公民はともかく地理や歴史は、嫌いな人からすれば、ついつい“役に立たない”と頻繁に口にしているはずです。
でも、こんな時に!。
地理や歴史が将来、“いかに役立つものか”ということを生徒達に力説してみても、ほとんど無意味でしょう。
“先々、どこかで活かせる時がくるかもしれない”なんて曖昧な話を聞いて、熱心に頑張ってくれる生徒はほとんどいません。
かといって、ほとんど授業を聞いてもいないような生徒だからといって、放ったらかしにするわけにもいかない。
“それならば、どうする”というのが、今回のお話です。