実生活に直結する“万能教科”

苦手意識を持つ生徒が“急増中”

“近年、苦手意識を持つ生徒が増えている教科”

こう聞くだけで、なんとなく何の教科のことを言っているのか見当がついている方もいるかもしれませんが、ズバリ“理科”のことです。

最近、目にした調査データによりますと、日本の中学2年生を対象にした「理科の勉強は楽しいか」という質問への回答で、「強くそう思う」、「そう思う」と答えた人の割合が63%だったそう。

これは国際平均の80%と比べると17%も少なく、“数字の面からもやはり理科に苦手意識を持つ生徒は増えている”と考えられる結果だったそうです。

確かに現場で指導している中で、“学年が上がるごとに、苦戦している生徒が増えている”と感じることは多々あります。

でも、タイトルにも書きましたが、理科は実生活に直結する“万能教科”とも言えます。

そこで今回は、“理科に苦手意識を持つ原因と、その克服のついて”を考えたお話です。

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