課題の量と出し方
学習塾で生徒たちに指導する中で、大きなポイントの一つが“課題の量と出し方”です。
課題を出すと生徒たちは、当然ながら“嫌がります”。
それをやらせるのは一苦労なんです。
ですが、考えてもみてください。
生徒たちとて、毎日それなりに大変な日々を送っています。
朝早くから部活の朝練に行き、そこから授業を夕方まで受け、その後また部活動。
クタクタになってようやく帰宅出来たかと思えば、息つく暇もなく今度は塾へ。
ここまで来てようやく一日の終わりが見えてきますが、あいにくとまだ終わりません。
今度こそ帰宅出来たと思ったら、次は学校や塾で出された課題に追われます。
こうやって見ていくと、生徒たちも楽な日々を送っているわけではないと、常々思ってしまいます。
けれど、物わかりの良い大人を演じてばかりもいられないのが、この仕事の“ツライところ”。
そこで今回は、いかにして生徒たちに“やるべきことに取り組ませるか”という事について考えていきます。