“劣等感”。
意味は“自分が他人より劣っているという感情”。
一般的に考えて、“良い印象の言葉ではない”ことは確かです。
マイナス思考の最たる例ともいえる“感情”ですが、個人的には“そんなに悪いものではない”と思っています。
他人と比べた自分に“お悩み”の方へ、今回は劣等感を“逆手に取ります”。
“劣等感=マイナス”ではない
まず、他人より劣っていることに対して、“失望”したり、“落ち込んだり”する感情を“悪いことだ”と考える気持ちを捨ててみてください。
もし、“捨てれそうにない”なら、こう考えてみましょう。
劣等感とは“○○のあらわれ”
例えば、自分にとって“まったく関心のない分野”のことで、他人と比べ劣っていた場合。
そのことで“落ち込んだりするでしょうか”。
関心のないことなら、他人と比べて劣っていても“特に気にならないはずです”。
なぜなら、“関心がない”ことを言い訳にできるから。
つまり、劣等感というのは、裏返せば“こうなりたい”、“こうでありたい”といった“願望”が内心にあるということ。
けれども、なかなかそこに至れない(もしくは、至れそうにない)自分に対して感じる“もどかしい感情”、それが“劣等感”。
そう考えると“そんなに悪いことではない”。
そう思えてきませんか。
考え方ひとつで“どうにでもなる”
これは何に対しても言えることですが、物事は見方によって“如何ようにも変化します”。
同じことでも“マイナスと考える人”もいれば、“プラスと考える人”もいる。
だからこそ大切なのは、“○○=○○”といった固定概念を持たずに、自分の“基準”で物事を考えることです。
結論
劣等感を持っているということは、それだけ“内に秘めたものがある”ということ。
言い換えれば、自分への期待が“ゼロというわけではないんです”。
これは“非常に大きなこと”です。
まったく関心を持っていない人を“動かす”ことは難しいですが、他人と比べて劣っている自分に“落ち込める”ような人には、“まだ希望が持てます”。
重要なのは、“落ちこむだけで終わらないようにすること”。
これには“何の意味もありません”。
劣等感を“逆手に取る”。
そのくらいの気持ちで、ぜひ前向きに頑張ってください。