本番以外では“禁句”
“今回の試験、大丈夫そうか?”。
こう聞かれて、“やってみないと分からない”と答える生徒。
テスト前に“よくある場面”です。
しかし、“入試本番”以外で生徒の口から“この言葉”が出たときは“危険”。
“やってみないと分からない”程度で試験を受けてはいけない。
今回は、“入試本番”以外の試験を受ける際の“心構え”について、お話します。
目標を持って“挑めているか”
“やってみないと分からない”。
もしかしたら、“保険”のつもりで言ったことかもしれません。
けれど、一つ言えるのは、過程となる試験で“保険”をかけても意味がないということ。
ダメそうなら“ダメなりの理由”と“今後の計画の見直し”が必要になります。
そのためにも、まずは“キッチリとした目標”をもって試験に臨まなくてはなりません
目標があるからこそ、それと照らし合わせたときに、“いけそう”とか“いけなさそう”といった判断が出来るのです。
反省するに値する“取り組み”
そして、試験は受け終わった後が“ポイント”。
受けた試験を本番に活かそうと思ったら、当然、どんな結果であっても“反省”は必要になります。
ただ、ここで中身のある“反省”をするためには、試験前の“準備”が充実したものでなくてはいけません。
具体的には、しっかりと目標が決まっていること。
そして、その目標に対して、現状どこまでこれているかの“冷静な自己分析”。
これらがあって、初めて“信頼性のある自己評価”というものが下せます。
そして、それが中身のある“反省”へとつながっていくのです。
結論
“結果”を良くしていくためには、“反省”の質を上げる必要があります。
“出来ていたこと”と“出来ていなかったこと”。
“良かった点”と“悪かった点”。
それらを冷静に判断するために、試験の準備段階で“自分をごまかさない”。
これが大切になります。
“やってみないと分からない”が使えるのは、“最後の最後だけ”。
この意識を持って、一つ一つの試験に挑んでいってください。