西宮市内の中学校のうち、特にお膝元とも言える瓦木中学校、お隣の甲武中学校、甲陵学校のホームページを見ていて気になったことを、お話します。
瓦木中学校(6月)
6月 18・19日 3年 実力テスト
6月 22日~26日 午前中4時間授業
6月 30日~ 仮入部スタート
甲武中学校(6月)
6月 22・23日 3年実力テスト、
2年課題テスト
6月 24日~26日 仮入部
(6月29日 本入部)
甲陵中学校
6月 22日~23日 3年実力テスト
6月 22日 2年課題テスト
7月 14日~16日 期末テスト
実力テストや期末テストも緊急事態宣言下、2ヶ月の休校という前例のない状況が生み出す不安も色々と考えられるところ。
そういったことも、次回以降のブログ記事で書いていくとして、今日はまず、仮入部の近い「部活動の選択」について。
部活と受験勉強への影響
私自身は、小学校時代の少年野球の流れで、特に深く考えることもなく野球部へ入部。
1年生の中には、何となくではなく“中学生になったら、この部活に入る”とハッキリと決めているという生徒もいる。
そんなハッキリと決めているわけでなく、私のように深く考えていない生徒さんや何部に入るか迷われている生徒と、その保護者の方への “お話” です。
どの部活に入るのかは日常の学習、ひいては受験勉強に大きく影響してきます。
例えば運動部の場合、個人競技に比べて団体競技は練習時間が一般的に長い。
個人のスキルアップのための練習に加えてチームプレーの練習が必要となれば、いやでも練習時間は長くなる。
おまけに土日ともなれば、やれ練習試合だの阪神大会・県大会だの。
レギュラーならともかく、補欠の生徒は応援や試合のためのお手伝いにかり出されたあげく「やれ声を出せ」、「チャッチャと動け」だの言われ放題という構図も珍しくない。
その点、文化部はそれほど部活動に時間はとらないと思いきや、吹奏楽部のように運動部以上に負担のかかる部もある。
そんなこんなで、練習や試合で時間と体力を使い果たして、勉強がおろそかになったのでは、中学校生として本末転倒かなと。
部活の選択と引退時期
さらに問題になるのが3年生の部活引退時期。
たいていは5,6月に引退となるところ、なまじ強かったりすると7・8月にずれ込んだり。
中でも吹奏楽部なんか、何と11月の引退。
初めから承知の上ならともかく、入部してから練習時間や体力面での負担、引退時期の受験勉強への大きな影響がわかった結果、「しまった!」っていうことにならないよう、部活選びは、くれぐれも慎重に!