ケアレスミスの正体

学習塾で「文字」の指導

なかなか直らないモノ

定期テストはじめ、テスト返却時によく聞く生徒たちの会話。

「凡ミスが痛かったなぁ」とか、「ケアレスミスしちゃった」とか。

人間誰しもミスはするもの。

とは言え、この手のミスは、なかなか直らない厄介モノ!

そこで今日は、なかなか直らないモノをなんとか治そう、というお話です。

数学の計算問題を例にすると計算問題のミスの多い生徒の特徴はコレ。

同じ問題でも、解くたびに解き方変わる。

具体的には途中式の書き方と数が、毎回一致してない。

スポーツに置き換えると、フォームが固まってない。

我流でやってしまっている。

これでは安定した結果は、望めるはずがない。

そこでまず、フォーム固めから

やり方は練習したい単元の計算問題を10問から20問用意。

そしてルーズリーフ使って問題を解いていく。

このとき、時間は多少かかっても、途中式をしっかり書くこと。

そして丁寧に計算する。

そうして全問正解までもっていけたら、ルーズリーフが何枚目のどこで終了したかを確認する。

これが2回目以降の練習のさい、モデルになるのです。

もう、お分かりですね。

同じ問題を解いているにもかかわらず、終わった場所が違えば、どこかで前回と違う解き方をしているってこと。

ケアレスミスをしがちな生徒ほど、答があってれば「いいんじゃねぇ!」と思いがち。

「いいんじゃねぇんです」。ケアレスミスを無くすためには絶対に!

同じ問題を2回目解くときは、1回目と同じ場所からスタートして、同じ場所で終わる。この意識をしっかり持つこと。

ここが重要なポイントです。

これを繰り返せば、計算問題を解くときのフォームは固まります。

自分でも「ケアレスミス」がグッと減ったことに驚くと思います。

ぜひ、試してみてください!!!

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