前回の弥生時代に続き、古墳時代の“つかみ”になります。
稲作が伝わり、貧富の差が生まれたことによって、どういう展開になっていくのか。
今回も歴史嫌いな生徒のための“つかみ”を紹介させていただきたいと思います。
それでは早速、見ていきましょう。
西宮市の地で学習塾の立場から、新型コロナウィルスの感染拡大防止が叫ばれる非常時に、平常時へ戻ったときに必要になる備えを真剣に考える塾長のブログ。
前回の弥生時代に続き、古墳時代の“つかみ”になります。
稲作が伝わり、貧富の差が生まれたことによって、どういう展開になっていくのか。
今回も歴史嫌いな生徒のための“つかみ”を紹介させていただきたいと思います。
それでは早速、見ていきましょう。
今、説明した内容は、生徒たちにとって“どのくらいの重要度(あるいは優先度)なのだろう”。
ふと、こんな風に思うことがあります。
もちろん、重要度が高かろうが低かろうが、やらなければいけない事に変わりはありません。
けれど、それは指導者側の“理屈”であって、我々大人でも、自分の中で重要度が低いと思うことを学ぶのは“苦痛”です。
そこは子供であれば尚更です。
そこで今回は、理科に出てくる“ある知識”の説明の仕方を題材に、これまでとは少し違った“置き換え”の仕方で、このことについて考えていきたいと思います。
歴史の“つかみ”シリーズとしては第2弾となります。
今回は、弥生時代について。
縄文時代に続いて、歴史に興味が薄い生徒たちからすると“面白くない時代”かもしれませんが、歴史的に見れば“非常に重要な時代”と言えます。
そこを“つかみ”として、今回もお話させていただきます。
それでは早速、見ていきましょう。
弥生時代の“最大のポイント”。
それが“稲作の伝来”です。
正確には、縄文時代の末に西日本に伝わり、それが弥生時代に発展して、東北日本まで広がったとされています。
ですが、最大のポイントが“稲作の伝来”と言われても、大半の生徒たちは“キョトンとする”でしょう。
なにせ、田んぼが無くなり、その空き地に新しくマンションが建設されることも多い近頃。
日々、そんな様子を目にしている生徒たちからすれば、何がポイントなのか“まったくピンとこない”のです。
しかし、“つかみ”としてはこれでOK!
この疑問が次につながる“きっかけ”になります。
では、なぜ最大のポイントが稲作の伝来なのか。
それは、稲作がきっかけで、貧富の差が生まれたからです。
ここで、少し想像力を使って“貧富の差が生まれた理由”を考えてみてください。
稲作をするには、まず“土地”がいります。
それも“どこでも良い”わけではなく、稲作をするのに適した土地です。
もちろん、広さも“大きい方がいい”。
そうした“場所”の違いが、最終的に“収穫物の差”となって現われます。
そうなると当然、“むら”どうしが水利や収穫物をめぐって争うことが多くなり、その争いの“勝敗”によって、“貧富の差”が生まれたというわけです。
そう考えれば、実に“自然な流れ”と言えるでしょう。
そして、ここから以降、この“土地”というものがあらゆる場面で“絡んできます”。
そのため、ここから先の時代は、この“土地”というものを一つの軸として見ていくと、まとまりが生まれやすくなります。
弥生時代も縄文時代と同様、細かい知識は“たくさんあります”。
“土器の特徴”、“稲作に使われた農具”、“収穫された稲を貯蔵する倉庫”などなど。
挙げればきりがありません。
ですが、こんな細かい知識の暗記から入れば、苦手な生徒が“ヤル気を失う”だけでなく、効率も非常に悪い。
まずは、その時代の“肝”となるポイントを掴ませて、細かい知識は後から肉付けしていく。
そのための“つかみ”として、今回の記事が参考になればと思います。
日常生活において、当たり前のように存在する“雨”や“雪”。
ですが、その仕組みを説明し、理解してもらうのは、なかなか難しいことなんです。
その一番の理由は、これまでに学習してきたいくつかの知識を併用しているから(具体的には、“気圧”や“体積”、“露点”などの話です)。
なので、前の部分が理解出来ていない状態で、ここだけを理解しようとするのは“無理があります”。
そこで今回は、雨や雪が降る仕組みを理解するための“ポイント”と、その“準備”についてお話します。
“かけ算”と“わり算”。
それぞれ計算は出来るけど、文章題になると“使い分けが怪しい”。
あるいは、分ったつもりになっている。
こんな生徒は意外に多いです。
“かけ算を習った後だから、多分かけ算を使うんだろう”。
文章題を解くとき、こういった機械的な解き方は、ランダム問題が解けなくなるばかりか、生徒たちから考える力も奪っていきます。
そうならないために今回は、具体例を使って考えて解くという習慣を身に付けることを考えていきます。
先週の記事(歴史学習への“導入”(地理・歴史の学習シリーズ⑦))で予告していました、歴史が苦手な生徒に向けた各時代の“つかみ”を、今週から紹介していきたいと思います。
ただ、最初にお伝えしておきたいのが、あくまでも“つかみ”ということ。
そのため、物語のような“流れ”や、深い知識についてお話するものではありません。
歴史が大の苦手な生徒であっても、授業を聞くときや参考書を読むときなどに、“分りやすい”と思えるために掴んでおくべき“ポイント”。
これを念頭に書かせていただきます。
それでは早速、見ていきましょう。
今回は“縄文時代”についてです。
シリーズ5回目となる今回のテーマは、“気圧”について。
例によって“目に見えない”、“イメージしづらい”、だから“分らない”の三拍子が揃っています。
ただ、だからと言って、“まぁ、いいか”と曖昧な理解で流すわけにもいかないところ。
先々、色々な単元の学習で“顔をのぞかせてきます”。
たった一つの“知識”を理解できているかどうかが、今後の学習にどれほど大きな影響を与えるか。
今回は、それを感じていただきたいと思います。
4以下なら“切り捨て”、5以上なら“繰り上げ”というアレです。
内容だけならそれほど難しい単元ではないはずですが、思いのほか“四捨五入”を苦手とする小学生は多い。
その“理由”はどこにあるのか。
今回は、それを考えていきたいと思います。
「生きていく上での“教訓”をエッセンスとして、いかに抽出するか」
歴史については、これをテーマにして、ここまで、いくつか紹介してきました。
そこは変わりませんが、ここからしばらくの間は、もう少し歴史が苦手な生徒に“寄り添った記事”を意識して書かせていただきたいと思います。
具体的に言うと、各時代の“流れ”に入る前の“つかみ”に焦点を当てた記事です。
突然ですが、以下の2つを見てください。
①「体積が同じとき、“密度が大きい物質ほど質量が大きい”」
②「質量が同じ時、“密度が大きい物質ほど体積が小さい”」
公式を使わずに、“なぜ、そうなるのか”を説明できるでしょうか。
“体積・密度・質量”。
3つとも聞いたことはあるけれど、改めて“違い”や“関係性”を聞かれると“言葉につまる”。
そんな“何となくの理解”で流してしまっている生徒は、意外に多い。
そこで今回は、“何となくの理解”を“確実な理解”へと押し上げる“置き換え”を一つ、紹介させていただきます。