“速さ”の理解

小学生が苦手とする単元のひとつ、“速さ”

単純な計算問題から応用的な文章題まで、問題の種類は多岐にわたります。

しかも、中学、高校と学年が上がるにしたがって、出来ていることが前提とされる“超重要単元”です。

そのため、小学生で“つまずくわけにはいかない”ところになります。

ところが、そんな単元に限って“機械的な処理”が可能になるテクニックも多く、苦手な生徒ほど、それに“飛びついた結果”、考えることをしなくなっていきます。

今回は、そんな方へ、公式やテクニックに頼る前に見ていただきたい内容になります。

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論理的思考力を“図形の学習で鍛える”

論理的思考力をつけるには

“図形なんか勉強して、何の意味があるのか”

こんな風に生徒たちから聞かれたとします。

それに対して、“図形の学習を通して、物事を論理的に考える力が身に付く”と答える先生。

容易に想像出来るであろう“やり取り”です。

ですが、先生からの返答を聞いた生徒たちが、その後に納得して“真面目に取り組むようになると思いますか?

おそらくは“厳しい”ということまで合わせて、容易に想像できるでしょう。

考えてもみてください。

質問に答えているようで、実際には“そこに具体性”が何もない。

それが“原因”のように思います。

そこで今回は、その“具対性”について、もう少し掘り下げていきたいと思います。

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単位変換は何のため!?

“単位変換”

算数が苦手な小学生にとっては、まず“嫌いな単元”と言って間違いないでしょう。

そうとなれば、教える側からすると“×100”とか“÷100”という風に“機械的な方法”で押し切りたくなるところ。

ですが、苦手な生徒にとっては、“それすらも難しい”というのが現実。

“いかんせん種類が多すぎて覚えられない”

これが生徒たちの“本音”だと思います

特に明確な“理屈”“決まり”があるわけではない中で、わざわざ単位を変換する訓練をさせられているのですから、それも“無理ありません”。

しかし、この世から“単位変換が無くなる”ことも現状では考えにくい。

そこで今回は、単位変換が苦手な生徒でも、“なんとか克服するには”ということを考えてみたいと思います。

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地理の学習における“必須事項”(地理・歴史の学習シリーズ④)

地理・歴史の学習シリーズ4回目となる今週は“地理”

地理については“生活(普段の勉強を含む)の土台”を意識した記事を書いていけたらと思っています。

では早速、今回は“地理学習の基礎”から“土台”について考えていきたいと思います。

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比例なのか、それとも反比例なのか

“次のxとyの関係が比例なら○、反比例なら×をつけなさい”。

比例と反比例の学習で必ず目にするタイプの問題です。

小学生、中学生を問わず、この手の問題に対して“見分けがつかない”と嘆く生徒は非常に多い。

では、こんな時にどうするか!

関数に苦手意識を持つ生徒が多いのは言うまでもないですが、その原因は“この学習段階の初期にあるのではないか”と思っています。

そこで今回は、“比例と反比例”の学習における“最初の壁をいかに突破するか”について考えていきます。

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源頼朝は“なぜ鎌倉に幕府を開いたのか”(地理・歴史の学習シリーズ③)

シリーズの3回目となる今回からは、地理と歴史について週替わりで書いていこうと思います。

今週は“歴史”です。

歴史については、“学習する意味が見出せる記事”を意識していきます。

具体的に言うと、歴史上の出来事から、生きていく上での“教訓となるエッセンス”をいかに抽出するか。

それを考えたブログを書くことで、将来“役に立つか”ではなく、“いかにして役立たせるのか”の具体例として見ていただけたらと思います。

では、今回の内容はコレ!

“源頼朝は、なぜ鎌倉に幕府を開いたのか”。

ここから、教訓となるエッセンスを抽出していきたいと思います。

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実生活に直結する“万能教科”

苦手意識を持つ生徒が“急増中”

“近年、苦手意識を持つ生徒が増えている教科”

こう聞くだけで、なんとなく何の教科のことを言っているのか見当がついている方もいるかもしれませんが、ズバリ“理科”のことです。

最近、目にした調査データによりますと、日本の中学2年生を対象にした「理科の勉強は楽しいか」という質問への回答で、「強くそう思う」、「そう思う」と答えた人の割合が63%だったそう。

これは国際平均の80%と比べると17%も少なく、“数字の面からもやはり理科に苦手意識を持つ生徒は増えている”と考えられる結果だったそうです。

確かに現場で指導している中で、“学年が上がるごとに、苦戦している生徒が増えている”と感じることは多々あります。

でも、タイトルにも書きましたが、理科は実生活に直結する“万能教科”とも言えます。

そこで今回は、“理科に苦手意識を持つ原因と、その克服のついて”を考えたお話です。

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最小公倍数と最大公約数

似たような言葉に惑わされる

小学5年生で習う、“最小公倍数と最大公約数”

似たような響きのせいか、ついつい混同してしまいがちなこの両者。

算数嫌いな生徒たちからすると、なかなか頭を悩ませられる単元の一つのように思います。

その原因として考えられるのが“イマイチ何をしているのか理解できていないこと”

そして、その理解を諦めさせるかのごとく、“小手先のテクニックが多いこと”

理解を伴わないテクニックというのは非常に脆く、頼りないものです。

そこで今回は、具体例を使いながら、テクニックに頼らなくても済む“考え方”について、お話します。

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地理・歴史の学習(シリーズ②)

前回の記事(地理・歴史の学習(シリーズ①))の最後に、次回は“他教科の土台となる地理”という内容の記事を書かせていただくことを予告していました。

ただ、他教科といっても、同じ社会の“歴史について”です。

昨今、歴史は“暗記教科ではない”とよく言われます。

かといって歴史の“流れ”を意識していれば良いというような、単純な話でもありません。

暗記に頼らない学習のために“必要なこととは何か”。

それを考えることから、“地理という教科が持つ影響力の大きさ”を見ていこうというのが、今日のお話です。

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