“継続”に必要なこと

“意志の強さ”に頼らない

“自分は意志が弱いから、すぐに誘惑に負けてしまう。

こういう方は、子供にも大人にもたくさんいると思います。

ですがそんな方に、“では、どうすれば意志が強くなると思いますか?と聞いても、明確な答が返ってくることは、ほとんどありません。

普段、自分の意志の弱さを嘆くことはあっても、“じゃぁ、どうするか”ということを真剣に考える人は少ないからでしょう。

大人になってからのダイエットならそれでもかまわないかもしれませんが、学生の間の勉強ではそうもいきません。

そこで今回は、意志の弱い人がいかにして勉強のような“やりたくない事”を“継続させるか!”についてお話します。

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国語という教科の持つ“矛盾”

正解は一つではない

国語という教科には、こんな印象を持っていませんか。

というのも、学校の授業で“本文の読み取り方は人それぞれ”と教わることが多い。

つまり、解釈の仕方は十人十色で良いと言うこと。

でも、それがテストになるとどうでしょう。

基本的に正解は一つであることがほとんどです。

ここがポイント!。

授業では“正解は一つではない”ことを教わるのに、テストでの正解は一つ。

ここに、国語という教科における大きな“矛盾点”があります。

今回は、そんな“国語”という教科の特徴についてお話します。

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勉強嫌いの生徒がまずやるべき“教科”とは

何から手をつければいいか分からない

勉強嫌いな生徒を保護者や本人がなんとかしなければ”という気持ちになったとき、まずはどうするべきか。

それは、とにもかくにもまずは“動き出す”こと。

勉強嫌いの生徒

“やることが多い”

“興味がない”

“面白くない”

こんなことを言いながらウダウダしている生徒に、“いい加減に少しは勉強しろ”なんて言ったら、決まったように返ってくる言葉がコレ。

“何から手をつければ良いのか分からない”という言葉です。

そんな生徒にアレコレと細かい指示をしてあげようなんて考えてはいけません。

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リスニング対策について

変化と対応と空回り

例年通り6月に今年度の過去問が発売され、早いもので2ヶ月。

すでに購入されて、中身も確認済みという方も多くいると思います。

そこで質問です!。

自分の目で見て、何か感じることはありましたか?

過去問は、直近の入試問題を分析し、最近の傾向や変化を教えてくれるもの。

例年の出題と大きく違っていた傾向や変化があったところは、当然ながら大々的に取り上げられます。

そうであれば、それを参考にする学生側の心理として、取り上げられた変化にはいち早く対応せねばと考えるもの。

今回は、そんなせっかくの対応が“空回り”にならないようにということについてお話します。

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学習塾の先生版 “結果”との向き合い方

試験で良い“結果”が出る生徒と出ない生徒

両者の違いを観察していると、結果が出る以前の段階から大きな違いがあることに気が付きます。

それは“意識面での差”。

最終的に実力を発揮して結果を出す生徒は、今、すべきことに集中して取り組めています。

逆に思うような結果が出せない生徒は、試験当日に終わった教科の“結果”を気にするばかりで、まだ残っている次の教科へ気持ちが切り替わっていないことが多い。

つまり、目の前のことに“集中出来ているかどうか”。

これが最終的な両者の差につながっているのです。

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テクニックに頼らない英語長文読解

時間が足りない

英語の試験問題を解いているとき、こんな風に思ったことはありませんか。

問題数や文章量が“メチャクチャに多い”と。

そうなんです。近年、英語読解問題の文章量はますます増える傾向にあります。

それだけに、かなりの処理スピードが要求されている。

そうなると当然のこととして“対策を”という流れになりますが、ここで要注意です。

下手な対策の仕方は、かえって状況を悪化させるだけになりかねないのです。

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意味調べの“ゴール”とは

英語の長文を読んでいるとき。

国語の現代文を読んでいるとき。

日本史の暗記をしているとき。

どんな教科の勉強をしているときでも、意味がよく分からない単語や語句が一定数、出てくると思います。

そんなとき、たいていの場合は“意味をその場で調べなさい”と指導されることが多いようです。

たしかに、自分で辞書や参考書を使って調べるという作業も大切です。

何でもかでもすぐに人に聞く癖をつけるのは良くないというのも分かります。

ですが、仮に意味の分からない単語や語句が20も30もあるなんて場合はどうでしょう。

その場合、意味調べだけで気づけば1時間以上も経っていたなんてことにもなりかねません。

そうなると出てくるのが、「意味調べ=勉強」という“良くない”状態です。

本人は頑張っているつもり。

けれど意味調べが勉強時間にカウントされている間は、この努力が結果に結びつくことはありません。

そこで“ならば、どうする”というのが今回のお話です。

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同じように遊んでいるのにテストで結果が出る生徒と出ない生徒、その違いとは?

“いつも一緒に遊んでるのに、何で○○はいつも良い点数がとれるんやろ”。

“いつ勉強してるんやろ”

テストの返却時、こんな風に思ったことのある生徒さんは、以外と多かったりすると思います。

自分たちが遊んでる時に、必死に勉強してた生徒なら分かる。

でも、同じように“遊びほうけていた”はずなのに、結果が悪かったのは自分だけ。

こんなことって案外よくあることです。

でも両生徒の間にある“違い”が分からなければ、結果の悪かった方の生徒は、この先も状況が変わりません。

そこで今回、その“違い”についてお話します。

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文学的文章を読むときに意識すること

前回の記事に引き続き、今回は文学的文章についてです。

文学的文章とは

簡単に言えば小説のような“物語文”のことで、論理的文章に比べて“読みやすい”という印象を持つ生徒が多いように思います。

しかし、そこが“落とし穴”。

読みやすい文章だからと言って、簡単というわけではありません。

現に文学的文章の得点が安定せず、悩んでいる生徒も多い。

そんな状況から1つの疑問が生まれます。

文学的文章は、“読みやすい”という印象の割には、なぜ得点が安定しないのか。

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論理的文章を読むときに意識すること

論説文の読解には

国語が嫌いな生徒の中でも特に苦手意識を持つ生徒が多い“論理的文章”。

小学生の間は説明文が多いですが、中学生ともなると論理的文章の多くは“論説文”であることが多いです。

そこで今回、“論説文”の読解にあたって“意識すること”を紹介させていただきます。

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