文の種類について知ろう

文の種類は意外に重要

突然ですが、国語の文章の種類について、どれくらい知っていますか。

例えば、“論説文と説明文と随筆文の違いは?”と聞かれて、答えられますか。

入試では“小説系の文”と“小難しい系”の文の2種類が出題されていることは知っている。

でも、さらに細かい分類については知らないし、“知る必要もない”と考えている方が多いのではないでしょうか。

ところがです!

文の種類を知っているかどうかは意外に大きい。

文を読むときの“基本姿勢”や“着眼点”にそのまま直結してきます。

そのため、決して無意味な知識というわけではないのです。

そこで今回、正しく文を読むための基礎知識として“文の種類”についてお話します。

“文の種類について知ろう” の続きを読む

学習塾の先生版 時間の上手な使い方

夜更かししていないですか

つかの間の“夏休み”。

たった2週間とは言え、この期間で生活リズムが乱れてしまった生徒も、少なくないと思います。

いつもより少し遅くまで起きていて、“夜更かし”。

そんなちょっとしたことの積み重ねが意外に大きい。

学校の再開後、乱れたリズムを修正するのはなかなか大変です。

夏休み期間であっても、出来るだけ本来の生活リズムを維持できるよう心がける必要があります。

しかし、今回の話は、そういった明らかにマイナスと分かる“夜更かし”についてではありません。

一見すると“頑張っている”ように見える“夜更かし”につて。

それも“マズイ”というのが今回のお話です。

“学習塾の先生版 時間の上手な使い方” の続きを読む

中学数学 実は“お得”な図形分野

“図形”

この言葉をきくと、ニガイ表情になる生徒は多い。

計算は“単純”。でも図形は“複雑”。

こんなイメージは、数学が苦手な生徒ほど多いように思います。

もし今、自分の中に“計算は出来るけど、図形がなぁ”という気持ちがあるようなら、これはチャンスです。

実は、図形分野は計算分野よりも“お得”な要素の多い分野なのです。

計算分野に自信があるようなら、この図形分野の“お得ポイント”を押さえることで、数学を一気に得意教科に出来る可能性すらあるのです。

今回は、そんな図形分野の“お得ポイント”を3つ紹介します。

“中学数学 実は“お得”な図形分野” の続きを読む

“歴史は繰り返す”から歴史を学ぶ意味を考える

歴史を学ぶ意味

昨日のブログ記事を受けて、生徒からよくある質問への私の応えの一例を挙げてみます。

歴史嫌いの生徒がよく言う”昔の出来事なんかに興味ない”という決まり文句を聞くたび、思うことがあります。

生徒にすれば、興味を持てない昔の出来事を、なぜ勉強しなきゃいけないんですか。って言いたいのでしょう。

その問いかけへ、私の応えは次のようなものです。

これはスポーツに置き換えると”終わった試合のことなんか興味ない”と言ってるようなもの。

それって大丈夫かぁ!という感じ。

スポーツもレベルが高くなればなるほど、過去の映像を何度も見ながら、分析を繰り返します。

こんな話をすると、”スポーツは勝つために過去の試合の分析が必要なのはワカル”。

でも”それと歴史の勉強は関係ない”という人が多いと思う。

ところが違うんです!。

““歴史は繰り返す”から歴史を学ぶ意味を考える” の続きを読む

学習塾の先生版 英語学習に見る、目標の大切さ

目標設定の大切さ

物事に当たるとき、目標を決めることが大切と言われます。

目標がハッキリと定まっていれば“ヤル気”になりやすいし、“モチベーションも維持しやすいと。

たしかにその通り。

ただ、人間というのは弱いもの。

たとえハッキリとした目標があったとしても、時にそれを見失うことがあります。

例えば、自分では努力しているつもりなのに、成果が思うように出ないとき。

そんな時には、急激に“ヤル気”がそがれるかもしれません。

やっぱり“むりかもなぁ”という気持ちが、邪魔するときがあるかもしれません。

そんな時です!

“学習塾の先生版 英語学習に見る、目標の大切さ” の続きを読む

突如現れた“2階建て”

目にした方には、いったい“なんのこっちゃ”というタイトルです。

実はコレって、はじめて分数を目にした子供たちには、こんな風に感じているんじゃないかって、私の勝手な想像です。

子供たちがはじめて分数を目にするのは、小学2年生。

“なんじゃ こりゃ”の衝撃と共に、タイトルのようなイメージを持つ子がいても不思議はありません。

子供たちの想像力ってホント、凄いモノがあるんですから。

そこから考えると、大人にとっては当たり前で簡単に思える内容であればあるほど、子供たちの見え方や感じ方との間に、大きなギャップがある。

“子供と同じ目線になって”と言われたりしますが実はコレ、とても難しいことなんです。

例えば泳げる人が泳げない人と同じ目線に立つことが、簡単ではないのと同じです。

人は自分が当たり前に出来ることであればあるほど、出来ない人と“同じ目線に立つ”なんてことが、文字どおり出来ないものなんです。

“突如現れた“2階建て”” の続きを読む

選択問題を解くとき”できる生徒”が意識している事とは

記述問題と選択問題

“今回のテストは選択問題がほとんどだぞ!”って先生が言ったとしたら。

その時に”選択問題(4つの中から記号を選ぶような問題)がほとんど”と聞いた生徒はどんな印象を持つだろうか。

選択問題なら選択肢の数に違いはあっても、必ずその中に答えがある。

そう考えると”ラク”と思う生徒は多いのではないでしょうか。

それに比べて、記述問題(この場合、単語や用語を一つ書かせるだけといったものを含む)はどうでしょうか。

答えが分からなかったら1発でアウト。

そう考えると選択問題に比べると“ムズカシイ”というような気がしていませんか

実はその印象、“逆”なんです。

“選択問題を解くとき”できる生徒”が意識している事とは” の続きを読む

言い訳の効用

学習塾の講師が考える” 言い訳”

“言い訳”。日本人にとって、プラスよりマイナスイメージの強い言葉です。

結果が良くなかったときや失敗してしまったとき、口を開こうにも”言い訳するな”っていう空気になることありませんか?

日本人は、出た結果に対して後から”言い訳しない”のが、あたかも美徳であるかのように感じている人が多いように思います。

その証拠に、他人に対して一度くらいは”言い訳するな”と口にしないまでも心の中なかで思ったことのある人が、ほとんどではないかと思います。

しかし!です。

“言い訳の効用” の続きを読む

テストで社会に時事問題が出題される訳

中学生と時事ニュース

最近の生徒たちを見ていて思うことの一つ。

以前から歴史が苦手(あるいは嫌い)と言う生徒が少なくないという印象に加えて最近、現在の世の中の出来事に疎すぎる生徒が増えたような気がする。

世間の“流行”には敏感。

でも、時事的な話になるとまるで関心を示さず“興味がない”の一点張り。むろんニュースも見ない。

“それでは将来困るよ”という親の声にも、まるで聞く耳を持たない、なんてことも多いのでは

ないでしょうか。

そんな中学生の状況を危惧してのことでしょうか。

“テストで社会に時事問題が出題される訳” の続きを読む

プラスに働かない頑張りをいかに修正するか

勉強が苦手な生徒に限って

定期テスト前、生徒たちの勉強の様子から、気になる場面があります。”それって、今やることかな?”と。

例えば多量の色ペンを使って、カラフルにノートまとめをしている生徒。(中学生のノ-トまとめの意味)参照

あるいは、せっせと暗記カードのような暗記するための小道具を、今頃になって作っている生徒。

テスト前というのは、問題演習を重ねながら、自分の目標点にいかに近づけていくかを考えながら勉強していく時期。

そこから考えれば、上記の例にあるような生徒は、明らかにテスト対策に遅れが出てしまっているのは、間違いない。

ところがです!

“その勉強の仕方は、あんまり意味ないよ”という声かけをしても聞き入れてくれず、さっぱりなおらない”って言う経験をお持ちの保護者の方は、多いのではないでしょうか。

“プラスに働かない頑張りをいかに修正するか” の続きを読む