定期テストが終わって
西宮市内の中学校も今週で1学期期末テストは、ほぼ終了。
定期テストに限らず実力テストでも、結果が良かった子、悪かった子。その両者の違いはどこにあるのか。
その違いを分析する時、ほとんどの方は最初にテスト前の取り組み方に焦点を当てると思います。
西宮市の地で学習塾の立場から、新型コロナウィルスの感染拡大防止が叫ばれる非常時に、平常時へ戻ったときに必要になる備えを真剣に考える塾長のブログ。
西宮市内の中学校も今週で1学期期末テストは、ほぼ終了。
定期テストに限らず実力テストでも、結果が良かった子、悪かった子。その両者の違いはどこにあるのか。
その違いを分析する時、ほとんどの方は最初にテスト前の取り組み方に焦点を当てると思います。
中学生のみなさん、あなたにとって「社会」とはどういう教科ですか?
暗記するだけでいいから楽勝。点数を稼ぎやすいと感じている生徒。
逆に、全然面白くないから興味がもてないという生徒。
将来、役に立つと思えないという、消極的なイメージしかない生徒。
様々いると思います。ただ、どのグループに属している生徒であっても、それなりにやる
ことやって、テストとなるとキッチリ点数が取れている生徒は、それで大丈夫。
問題は、苦手意識が強いあまり、全く勉強が前に進まない生徒。
定期テスト前の大事な時期。聞いた周りの人が「そんなはずナイヤロ~!」と、突っ込みたくなるようなことを、シレッと言う生徒がチョクチョクいます。
「先生、することがない」と。
毎回、全教科100点を採るような神童クラスの生徒のセリフです。
でも、そんなことを言ってくる生徒は神童とは対極にいる生徒です。保護者泣かせのとっても成績の悪い生徒。
コロナ感染症による休校開けの学校では、例年にないスピードで授業が進んでいる。
そこには、ついて行けない生徒さんが一定数、出てくるのは事実。
そこで小学生であればお父さん、お母さんが家庭内で教える機会が増えるかも。
そんなとき、「決してやってはいけないこと」を、算数の文章題を例に、お話します。
次の期末テストまで、あと何日ありますか?
次の実力テストまで、入試当日まで、あと何日ありますか?
矢継ぎ早の質問に、すべて即答できる生徒は、ホントに少ないのではないでしょうか?
これを定期テスト前にやっている生徒さんも少なくない。学習塾に通ってると、学習塾サイドが問題を用意してくれたりする。
前年の問題を、翌年のために生徒さんから収集して。
そんな試験前に多くの生徒さんがやる、過去問演習のメリットは大きい。
でも、デメリットも劣らず大きいというのが、今日のお話。
過去の数値を挙げると、
令和2年・・・55.1点
平成31年・・・43.4点
30年・・・36.1点
29年・・・50.8点
28年・・・40.9点
27年・・・42.6点
たまに50点台があるものの、40点台が多い。
そうなんです。
兵庫の理科は、全国屈指の難易度を誇ってるんです。
定期テストはじめ、テスト返却時によく聞く生徒たちの会話。
「凡ミスが痛かったなぁ」とか、「ケアレスミスしちゃった」とか。
人間誰しもミスはするもの。
とは言え、この手のミスは、なかなか直らない厄介モノ!
そこで今日は、なかなか直らないモノをなんとか治そう、というお話です。
「計算」スピードは速いほうが良い。
正確さも、もちろん大切。
両方あるのが一番だけど、それは、成績優秀、先生のお気に入りみたいな生徒に限られる。
たいていの生徒は、どちらか一方しかないか、両方ともない。
そんな残念な生徒も珍しくはない、というのが現実。
それでは、どちらか一方ならどちらの方がいいか。
数学に限らず、勉強が苦手な生徒の特徴の一つ。
それは「問題の解きっぱなし!」。
問題を解いて、答え合わせをして、合っていれば“ヨッシャー!”。
間違ってれば解答解説を見て、分かればヨシ、分からなければ、無かったことにして次へGO!
間違いを減らすためには、ドウスル!ってなことは、まるで考えない。