学習塾の先生版 抽象的な表現からの脱却

“学習に関する”抽象的な表現の数々

“基礎力をつける”。

“思考力を重視する”。

普段、耳にする機会の多いこれらの言葉。

言う側はそういう意識はないのでしょうが、聞かされる側からすれば、“たまらなく抽象的”なんです。

“基礎”、“基礎”と言うけれど、“何をもって基礎ができていると判断するのか”。

思考力を重視すると言われても、“実際どうしたら思考力が育つのか”。

生徒たちはこの辺りのことに“ピンと来ていない”ことがほとんど。

そのため、いくらこのような発言をしてみても“絵に描いた餅にすぎません”

そこで今回は、普段つい口にしてしまいやすい抽象的な発言を、“いかにして避けるのか”ということについて、お話します。

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非常時にこそ出る“その人の人間力”

変則的な行事予定

ご存じの通り、今年は新型コロナウィルスの影響から、各中学校の行事予定が例年と比べると“変則的になっています”

近隣の中学校(瓦木中・甲武中・甲陵中)の行事予定によれば、定期テストに関しては、例年とほぼ同じ時期に行われるようです。

ちなみに自分の出身校である瓦木中学校では、中間テストは10月8(木)・9(金)、期末テストは11月18(水)・19(木)・20(金)となっています。

しかし、テスト範囲の広さや内容に関しては、例年と比較して“多少の違いが出る可能性はあるでしょう”

春先から予期せぬ事態の連続ですが、こんな非常時にこそ“その人の人間力が試されている”と言えます。

そこで今回、非常時にこそ“意識しておきたいこと”についてお話します。

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子供のやらない”言い訳”に対する大人側の”応え”

漫画みたいなものから始めると

歴史や古文のように、苦手な生徒にとってはとっつきにくい教科を勉強する時、”漫画みたいなモノから気軽に始めるといい”とよく言われます。

ただ、漫画だったら誰にとっても分かりやすいと言えるかは疑問です。

ある程度の知識があれば、読んで分かりやすいと感じるでしょう。

一方、苦手な人や嫌いな人が、あまり知識のないまま読んで分かりやすいと感じるとは思いにくいです。

これは、漫画であればどんなアニメでも面白いと感じるわけではなく、人それぞれの好みが出るのと同じです。

漫画だから”分かりやすい”というわけではありません。

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プラス思考の勧め

2週間の夏やすみ

学校再開から早2ヶ月。

当初あるかどうかも分からなかった夏休み。

これも例年に比べて大幅に短縮されたとはいえ、何とか確保。

今日8月6日現在、生徒達もしばしの休暇期間に入っていると思います。

この2ヶ月間、休校期間中のなまった頭と体を元に戻すには生徒達にとってハードで厳しいものだったかもしれません。

そこにやっときた夏休みもわずか2週間。

“夏休みがあっただけマシ”とは言え、生徒達には不満やストレスが貯まってきているかも。

しんどい日々もやり過ごしてしまえば、なんとかなるとも言えないのが学生のつらいところ。

こんな状況下でも、試験ごとからは、逃れられません。

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なぜ勉強するのか

子供たちにとっての永遠の疑問

“なぜ勉強するのか”。

今も昔も子供たちにとって永遠とも言えるテーマです。

誰もが一度は疑問に思うこと。

周りの大人に聞いてみたり、あるいは大人になって子供に聞かれたり。

とにかく人生のなかで一度はこの疑問に当たっているという方が、ほとんどではないでしょうか。

ここで注意です!

子供にそのことを質問されて、“俺もワカラン”なんて答えようものなら以降、勉強の話に関するかぎり、一切の説得力を失ってしまうでしょう。

かといって、どこかで聞いたようなキレイゴトを並べてみても、子供たちの耳には届きません。

そこでどうする! というのが今回のテーマです。

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中1生 初めての定期テスト

中学1年生の部活選択について

何事も最初が肝心

待ちに待った???新生活。今年は新1年生にとって、前代未聞の大変なスタートになりましたね。

それでも、ようやく始まった中学生としての生活。

とは言え、まだまだ馴染めていない生徒は多いのかも。

そんな生徒にも、アッという間にやってくるのが定期テスト。

1年生にとって、人生初めての定期テスト。

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小学生のあいだにつけておきたい力(国語編)

小学生 つけておきたい力(社会編)

前回の(算数編)に続き、今日は(国語編)です。

漢字が読めないとドウナル

このところ国語の授業をしていて、とても気になるのが、漢字が読めない子が増えてきているということ。

読めるけど書けないならともかく、読むのも書くのもダメとなると、ちょっと深刻です。

漢字が読めない、意味がわからない。

だから文章が読めない、読解出来ない。

これって、何気に大ピンチです。

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小学生のあいだにつけておきたい力(算数編)

小学生 つけておきたい力(国語編)

計算力と図形

算数は生活に必要な能力を磨くためのもの。

買い物に行って「定価の3割引」や「ポイント還元20%」がすぐに計算出来ないとなると、これは困りもの。

割合、比、面積、濃度、平均などは私たちが生活していく上で、必須の知識です。

その算数の勉強をするとき、とっても大切なものが計算力

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中学生の問題演習時のポイント

中3生 過去問選びのポイント

「ワカル」を「デキル」へ持っていこうとするとき、生徒はみんな、問題演習に取りかかります。

このときの君は「どっち派」かの問題を今日は一つ。

「どっち派」とは、一冊の問題集を何度も繰り返す派か、それとも何種類かの問題集を解きこんでいく派か。

お互いに言い分はあると思います。

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