“朝読書”。
小学校や中学校で行われていることが多いと思いますが、毎朝15分ほどの時間を使って、それぞれが読みたい本を読むという時間です。
読書嫌いの生徒にとっては、結構“メンドクサイ”と感じる時間かもしれません。
しかし、この数十分の時間が意外に大事。
好き嫌いでは済まされないほど“大きな影響力”を持っています。
そこで今回は、朝読書の“効果”について考えていきます。
読書に“どのような効果”を求めるか
毎朝15分間の読書をする。
これに対して、どのような“意味”があると思いますか!?
実は、ここで答える“回答数”が非常に重要な問題。
それが、あなたの読書に対する“目的意識”を表しています。
意識の仕方で“効果は変わる”
例えば、読書の効果を“読解力が身に付く”とだけ考えている人と、“表現力も身に付く”とまで考えている人。
同じ“読書”であっても、この意識の差が、得られるものの“差”となって現われます。
具体的に言うと、読書感想文や人権作文のようなものを書くとき。
“表現力”や“語彙力”の差が、そのままその人が書く文章の“質”につながります。
頭の中に“言いたいことはある”。
けど、それが思うようにまとまらず、なかなか文章にならない。
表現力や語彙力が貧しいと、こういったことが“たびたび起こります”。
好き嫌いでは済まされない、“読書の影響力”
読書が持つ影響力は、それだけではありません。
例えば、自分はスポーツの世界で生きていくから、“読書なんて必要ない”。
そう考えている人はいませんか!?
もし、そう考えているとしたら、それは“危険”です。
“スポーツの世界で生きていく”から、“読書が必要ない”わけではありません。
バレーボールの試合などで、ipadを片手に指揮を執る監督の姿を目にしたことはありませんか?
情報を集め、それを分析し、頭の中に叩き込む。
スポーツの世界も“体を動かすだけではありません”。
そんな時、“文章を読むと眠くなる”とか、“漢字が読めない”なんて言っていては、“話にならない”ということです。
結論
“読解力”、“表現力”、“語彙力”、“集中力”、“思考力”などなど。
朝の数十分の読書からでも得られることは“たくさんあります”。
大切なのは、一つの行為に対して“どれだけの目的意識を持って取り組めるか”。
せっかくの“朝読書”です。
最大限、有効活用できるようにしましょう!。