“実力テスト”
受験生にとっては“耳の痛い言葉”ではないでしょうか。
定期テストではそこそこ点が取れるのに、実力テストとなると“サッパリ”。
ついには、“実力テストは範囲も広くて難しい試験だから、しょうがない”なんて言葉を聞くことも珍しくありません。
でも、本当にそうでしょうか。
“実力テストは、今の実力で受けるしかない”。
今回は、そんな風に考えている生徒さんや保護者の方に向けたお話です。
西宮市の地で学習塾の立場から、新型コロナウィルスの感染拡大防止が叫ばれる非常時に、平常時へ戻ったときに必要になる備えを真剣に考える塾長のブログ。
受験生にとっては“耳の痛い言葉”ではないでしょうか。
定期テストではそこそこ点が取れるのに、実力テストとなると“サッパリ”。
ついには、“実力テストは範囲も広くて難しい試験だから、しょうがない”なんて言葉を聞くことも珍しくありません。
でも、本当にそうでしょうか。
“実力テストは、今の実力で受けるしかない”。
今回は、そんな風に考えている生徒さんや保護者の方に向けたお話です。
最近の生徒たちを見ていて思うことの一つ。
以前から歴史が苦手(あるいは嫌い)と言う生徒が少なくないという印象に加えて最近、現在の世の中の出来事に疎すぎる生徒が増えたような気がする。
世間の“流行”には敏感。
でも、時事的な話になるとまるで関心を示さず、“興味がない”の一点張り。むろんニュースも見ない。
“それでは将来困るよ”という親の声にも、まるで聞く耳を持たない、なんてことも多いのでは
ないでしょうか。
そんな中学生の状況を危惧してのことでしょうか。
定期テスト前、生徒たちの勉強の様子から、気になる場面があります。”それって、今やることかな?”と。
例えば多量の色ペンを使って、カラフルにノートまとめをしている生徒。(中学生のノ-トまとめの意味)参照
あるいは、せっせと暗記カードのような暗記するための小道具を、今頃になって作っている生徒。
テスト前というのは、問題演習を重ねながら、自分の目標点にいかに近づけていくかを考えながら勉強していく時期。
そこから考えれば、上記の例にあるような生徒は、明らかにテスト対策に遅れが出てしまっているのは、間違いない。
ところがです!
“その勉強の仕方は、あんまり意味ないよ”という声かけをしても聞き入れてくれず、さっぱりなおらない”って言う経験をお持ちの保護者の方は、多いのではないでしょうか。
テスト前、子供たちの会話からよく聞こえてくる「今回はこの教科“捨てよかな”」あるいは「この単元“捨てよかな”」という言葉。
子供たちはわりあい簡単にこの“捨てる”という言葉を口にします。
ところがです!
仮にこちら側からこの部分は今回“捨てよか”と聞いてみると、不思議なくらい皆一様に、少し不安そうな顔をします。
やはりどの子も“捨てた”範囲から出題されたらどうしょうと瞬間的に思うのか、日頃から大してヤル気の見えない子でさえ、こう言われると一瞬、動きが止まります。
前回のブログで、点数を取る子と取れない子では、テスト答案が返却された後の、テスト直し(確認)の段階から大きく違うという話をしました。
「言われたらそうやなぁ」と思いながらも、「ウチの子は、それを言ってもやらんしな」と諦めが先に立つ保護者の方は多いと思います。
そこで、お聞きします。
西宮市内の中学校も今週で1学期期末テストは、ほぼ終了。
定期テストに限らず実力テストでも、結果が良かった子、悪かった子。その両者の違いはどこにあるのか。
その違いを分析する時、ほとんどの方は最初にテスト前の取り組み方に焦点を当てると思います。
これを定期テスト前にやっている生徒さんも少なくない。学習塾に通ってると、学習塾サイドが問題を用意してくれたりする。
前年の問題を、翌年のために生徒さんから収集して。
そんな試験前に多くの生徒さんがやる、過去問演習のメリットは大きい。
でも、デメリットも劣らず大きいというのが、今日のお話。
中学2年生、学校にも慣れた。
部活では、晴れて後輩が出来た。
しかも受験生ではない。
よく言えば余裕、悪く言えば中だるみが生まれる学年。
今回のコロナウィルスに関連する3ヶ月に及ぶ休校。
緊急事態宣言下、自粛生活をはじめとする環境変化。
「自分たちが3年生じゃなくて、良かった」なんて思っている中2生は少なくないかも。
でも、チョット待って!
待ちに待った???新生活。今年は新1年生にとって、前代未聞の大変なスタートになりましたね。
それでも、ようやく始まった中学生としての生活。
とは言え、まだまだ馴染めていない生徒は多いのかも。
そんな生徒にも、アッという間にやってくるのが定期テスト。
1年生にとって、人生初めての定期テスト。
3ヶ月近い休校期間後の
学校再開後、遅れを取り戻すためのスピードアップに学校はどこもやっきかと思いきや、そうでないケースも有るよう。