選択問題を解くとき”できる生徒”が意識している事とは

記述問題と選択問題

“今回のテストは選択問題がほとんどだぞ!”って先生が言ったとしたら。

その時に”選択問題(4つの中から記号を選ぶような問題)がほとんど”と聞いた生徒はどんな印象を持つだろうか。

選択問題なら選択肢の数に違いはあっても、必ずその中に答えがある。

そう考えると”ラク”と思う生徒は多いのではないでしょうか。

それに比べて、記述問題(この場合、単語や用語を一つ書かせるだけといったものを含む)はどうでしょうか。

答えが分からなかったら1発でアウト。

そう考えると選択問題に比べると“ムズカシイ”というような気がしていませんか

実はその印象、“逆”なんです。

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“捨てる”という言葉の本当の意味

”捨てる”とは前向きな言葉

テスト前、子供たちの会話からよく聞こえてくる「今回はこの教科“捨てよかな”」あるいは「この単元“捨てよかな”」という言葉。

子供たちはわりあい簡単にこの“捨てる”という言葉を口にします。

ところがです!

仮にこちら側からこの部分は今回“捨てよか”と聞いてみると、不思議なくらい皆一様に、少し不安そうな顔をします。

やはりどの子も“捨てた”範囲から出題されたらどうしょうと瞬間的に思うのか、日頃から大してヤル気の見えない子でさえ、こう言われると一瞬、動きが止まります。

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過去問を使った演習

中3生 過去問選びのポイント

高校入試前は、当然にやっている過去問演習。

これを定期テスト前にやっている生徒さんも少なくない。学習塾に通ってると、学習塾サイドが問題を用意してくれたりする。

前年の問題を、翌年のために生徒さんから収集して。

そんな試験前に多くの生徒さんがやる、過去問演習のメリットは大きい。

でも、デメリットも劣らず大きいというのが、今日のお話。

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理科が苦手な生徒、コレを意識して

数学の勉強のしかた①

兵庫の公立高校入試で最も平均点が低い教科。それが理科。 

過去の数値を挙げると、

令和2年・・・55.1点

平成31年・・・43.4点

30年・・・36.1点

29年・・・50.8点

28年・・・40.9点

27年・・・42.6点

たまに50点台があるものの、40点台が多い。

そうなんです。

兵庫の理科は、全国屈指の難易度を誇ってるんです。

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高校入試 出題範囲縮小の動き①

高校入試 出題範囲縮小について②

出題範囲の縮小と問題点

先日15日付の新聞紙上で東京都をはじめ、一部都道府県の来春行われる高校入試の出題範囲縮小が報じられました。

私は現在、地元の西宮市で学習塾の開業を準備している身。

少なからぬ関心をもって内容を見ることに。

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