歴史学習への“導入”(地理・歴史の学習シリーズ⑦)

“導入”への意識

「生きていく上での“教訓”をエッセンスとして、いかに抽出するか」

歴史については、これをテーマにして、ここまで、いくつか紹介してきました。

そこは変わりませんが、ここからしばらくの間は、もう少し歴史が苦手な生徒に“寄り添った記事”を意識して書かせていただきたいと思います。

具体的に言うと、各時代の“流れ”に入る前の“つかみ”に焦点を当てた記事です。

最初の“つかみ”で勝負は決まる

例えば、T.V.で新作ドラマを見るか見ないかを決めるときのことを思い浮かべてください。

ほとんどの方は、まず予告編を見るはずです。

30秒~1分ほどの動画を見て、“面白そう”と感じれば、まずは第一話を見てみる。

入り口は“こんな感じ”のはず。

予告動画(CM含め)や、あらすじを見ることもなく、何の情報も入れないままに、一話目を熱心に見る人は、“ほとんどいないでしょう”

歴史の学習も“これと同じ”

苦手な生徒たちからすれば、“流れ”どうこうは、正直どうでも良いことです。

問題は、最初の入り口で、いかに“面白そう”、あるいは“いけそう”と思わせられるか。

ドラマの場合と同じで、“つかみ”がその後の学習に大きく影響します。

“流れ”を無視しない“つかみ”

ただ、“つかみ”といっても、興味を持たせられたら“何でもいい”というわけではありません。

生徒受けを意識し過ぎて、あまりに無茶な独自の“解釈”や、“”創作話”を披露してはいけない。

これを念頭に、“流れ”を意識した“つかみ”を心がける必要があります。

最後に

次回から、本格的に“時代ごとのつかみ”を順次、書いていきたいと思います。

そこで、ある程度“連続性”がある方が読みやすいと思うので、来週からしばらくの間は、歴史についての記事を続けて書きたいと思います。

そのため、少しの間“地理”はお休み。

ただ、地理についても書きたいことはたくさんあるので、歴史について書き終わったら、随時“地理”についての記事も投稿していきます。

ご期待ください!

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