小学生の間につけておきたい力(英語編)

伸び悩まないために

前回のブログ(短期で成績を上げやすい科目と上げにくい科目参照の中で、英語は目に見えた成果や成長を実感するのに時間のかかる教科であるということを、お話しました。

これは間違いの無い事実です。

ただ、時間をかけた分だけしっかり成果が出るのか、必ずしもそうとは限らないのかは、別問題です。

ここで取り上げたいのは、英語の学習に成果を感じられるまでには時間がかかることを大前提にしながらも、時間をかける以上、常に成果を得ることを考えたいということです。

そこで今回、小学校の英語が「教科」となった今、中学校で伸び悩まないためにも、小学生の早い段階で、身に付けておきたい力についてお話します。

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小学校の英語学習(単語・英語学習編)

小学校の英語教科化に向けて

今回の小学校5・6年生の英語教科化による大きな変化。

そのうちの一つが語彙数の増加です。

小学校5・6年生の目標学習単語数は600~700とされています。

ちなみに中学校では3年間で1600~1800が目標です。

これは英語力強化のために必要なこととはいえ、一歩間違えれば、将来に大きなロスを生み出す危険性が潜んでいます。

今回は、そんな危険性を回避するための将来的なことを考えた学習法のアドバイスです。

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小学校の英語学習は、「どう進めるべきか②」

前回のテーマ

小学校の英語学習は、「どう進めるべきか①」のパート2です。

今日は前回、ブログ記事の最後で言いました

「自衛策」について、具体的にお話します。

「自衛策」を考えるには、まず、小学校から中学校に進むところで、どのような力が身についていないと困るのかを、考えることから始まります。

これまでの小学校英語の優先事項、それは「楽しさ」でした。

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学習塾の先生が考える小学校英語

先日、久しぶりに自分の母校、西宮市立高木小学校のホームページを見ていました。

そこには、1年生~6年生までの「家庭学習」の見出し。

コロナ対策の一環で休校期間中、家庭での各教科の学習課題の一覧です。

そこで目を引いたのが、教科「外国語」の

「課題」のところに「教科書」の文字

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